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Guide — 選び方

名刺入れの選び方:マチの形・入る枚数・いただいた名刺の置き場所・革で選ぶ

編集 Sakura MATSUI公開 更新

In short — まずお伝えしたいこと

名刺入れは、まず「マチ」の形で選ぶと失敗が少なくなります。たくさん入れたい方には通しマチ、薄く見せたい方にはササマチ、名刺を出し入れしやすくしたい方には風琴マチが向いています。あわせて、いただいた名刺を分けておけるポケットがあるかもご確認ください。価格は、確かめた5つのブランドで、おおよそ1万3千円から4万円台でした。

木の机の上に置かれた、こげ茶色の革の名刺入れと、無地の白い名刺

名刺入れは、初対面の方の前で手に取る、小さな顔のような品です。毎日のように使うものだからこそ、見た目だけでなく、使い勝手まで納得して選びたいものです。このご案内では、5つのブランドが公式に公開している仕様をもとに、名刺入れを選ぶときに見ておきたいことをまとめました。

以下は、各社の公式サイトの商品ページなどを要約したものです(2026年10月12日確認)。価格は税込で、確認した日に掲載されていたものです。

まずは、マチの形で選ぶ

側面の作りの異なる3つの革の名刺入れを、口を開いて木の机に並べたところ

名刺入れの使い勝手は、「マチ」の形でおおきく変わります。マチとは、名刺を入れる部分の側面や底の、厚みを生む部分のことです。キプリスは、マチの形の異なる名刺入れを、次のように説明しています。

マチの形作り(キプリスの説明の要約)向いている方
通しマチ底の部分にマチが付いた作り。入れる量に応じて伸び縮みする名刺をたくさん持ち歩きたい方
ササマチ上が広がり、底に向かって細くなる作り。ふくらみにくく、薄くすっきり見える上着の内ポケットで、すっきり持ちたい方
風琴マチアコーディオンの蛇腹のように折りたたむ、日本の伝統的な技法。名刺を入れる部分が外へ開くので、名刺の角を傷めずに出し入れできる名刺を、きれいなまま出し入れしたい方

「向いている方」は、各社の説明をもとにした当サイトのまとめです。土屋鞄製造所とココマイスターのブライドルの名刺入れも、底までマチが通った作りです。風琴マチを手がけるキプリスの職人の技は、「キプリスのご案内」にまとめております。

キプリスの3つのマチの名刺入れは、次のとおりです。

広告・キプリス公式オンラインショップの商品ページが開きます


通しマチ名刺入れ(コードバン&シラサギレザー)

ササマチ名刺入れ(シルキーキップ)

風琴マチ名刺入れ(レーニアカーフ)

入る枚数と、厚み

口を開いた革の名刺入れに、無地の白い名刺の束が収まっているところ

入る枚数を数字で示しているブランドは、多くありません。確かめた中では、土屋鞄製造所のブライドルの名刺入れが「最大40枚」と明記していました。そのほかは、「マチ付きで多く入る」といった説明にとどまります。

そこで目安になるのが、厚みです。公式に公開されている大きさを並べました。

商品マチ大きさ(幅×高さ×奥行き)重さ
キプリス 風琴マチ名刺入れ(レーニアカーフ)風琴マチ10.8×7.5×1cm30g
キプリス ササマチ名刺入れ(シルキーキップ)ササマチ11.3×7.5×1.5cm50g
ココマイスター ブライドル 名刺入れ通しマチ11×7.5×1.5cm41g
PELLE MORBIDA BA305 カードケースマチ付き11×8×1.5cm45g
キプリス 通しマチ名刺入れ(コードバン&シラサギレザー)通しマチ11.2×7.8×1.7cm60g
ココマイスター ゴールドマイニング セパレーターマチ付き10.9×7.8×1.7cm50g
土屋鞄製造所 ブライドル 名刺入れ通しマチ11×7.4×2cm約50g

各社の表記を、幅×高さ×奥行きの順に並べ替えています。キプリスは、公式のmm表記をcmに直しています。各社とも、おおよその大きさです。

奥行き(厚さ)はおおよそ1〜2cm、重さは30〜60gほどでした。薄さを大切にするなら1cm台の前半、たくさん入れたいなら2cm前後が目安になります。

いただいた名刺の、置き場所

打ち合わせの机の上で、開いた革の名刺入れの上に一枚の名刺を添えて置いているところ

ご自分の名刺と、いただいた名刺を分けておけるかも、見ておきたいところです。各社の名刺入れは、次のようなポケットを備えています。

  • ココマイスター(ゴールドマイニング セパレーター):手前のポケットは、いただいた名刺を入れるところ、フタ側のポケットは名刺やカード類を入れるところと案内
  • 土屋鞄製造所(ブライドル 名刺入れ):メインの収納の手前にフリーポケット。フラップの裏に、受け取った名刺をさっと差しておけるコーナーポケット
  • キプリス(風琴マチ名刺入れ):名刺を入れるところが2つ、ポケットが2つ

名刺を交換する機会の多い方は、メインの収納のほかにポケットがあるものを選ぶと、その場で分けておけて安心です。

名刺入れは「マチの形」と「ポケットの数」を見ると、使い勝手がわかります。大きさはどれも手のひらに収まるので、厚さの違いに注目してください。

革の種類で選ぶ

赤茶、濃紺、黒の、つやのある3つの革の名刺入れを並べたところ

名刺入れは、革の個性を気軽に楽しめる品です。ココマイスターは、名刺入れの革ごとの表情を、次のように紹介しています。

  • ブライドル:英国の馬具の革らしい張りと丈夫さがあり、仕事の場にふさわしい端正な表情
  • コードバン:きめの細かな繊維による、硬く透明感のあるつや。使うほどに光沢が深まる
  • 型押しのカーフ:繊細な型押しと控えめなつやで、端正で都会的な印象

同じブランドの中でも、革によって価格は大きく変わります。革ごとの特徴とお手入れは、「ブライドルレザーのご案内」と「コードバンのご案内」にまとめております。

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価格帯の目安

色と革の異なる5つの名刺入れが、明るい木の棚に間隔をあけて並んでいるところ

確かめた5つのブランドでは、おおよそ1万3千円から4万円台でした。各社の公式サイトに掲載されていた名刺入れの価格の例です。

ブランド価格の例(税込)
キプリス13,200円(ササマチ・シルキーキップ)、14,300円(風琴マチ・レーニアカーフ)、28,600円(通しマチ・コードバン)
ココマイスター15,000円(ナポレオンカーフ)〜 42,000円(コードバンクルー)。ブライドルは17,500円
PELLE MORBIDA19,800円(Barca BA305、型押しの牛革)
土屋鞄製造所23,100円(ブライドル)
GANZO33,000円(THIN BRIDLE 通しマチ)、38,500円(CORDOVAN 通しマチ)

ここに挙げたのは一部の商品です。価格や在庫は変わることがございますので、お求めの際は公式の商品ページでお確かめください。

贈りものにするなら

無地の箱にリボンをかけた贈りものと、その横に置かれた黒い革の名刺入れ

名刺入れは、就職や昇進のお祝いに選ばれることの多い品です。贈る場合は、次のことを先に確かめておくと安心です。

  • 名入れ:受け付けているか、どこで受け付けているか(ブランドによって、店舗のみ・受け付けていないなど異なる)
  • ラッピング:無料かどうか、大きさによって受けられない品があるか
  • 革の色:お仕事の場で使うことを考えて、黒や濃い茶、濃紺など落ち着いた色を

ブランドごとの名入れやラッピングの違いは、「名入れと贈りもののご案内」にまとめております。

Guide — あわせてご覧ください革小物を贈るなら:名入れ(刻印)とラッピングの対応を、5ブランドの公式の案内で比べて就職祝いや記念日に、革の財布や名刺入れを名入れして贈りたい。キプリス・TUMI・GANZO・土屋鞄・ココマイスターの公式の案内をもとに、名入…

おわりに

朝の光が差す木の机の上で、上着の胸元から少しのぞく、こげ茶の革の名刺入れ
  • 名刺入れは、まずマチの形で選びます。たくさん入れるなら通しマチ、薄く持つならササマチ、きれいに出し入れするなら風琴マチ
  • 入る枚数の目安は厚みです。確かめた品は、厚さ1〜2cm、重さ30〜60gほどでした
  • いただいた名刺を分けておけるポケットがあると、交換の場で慌てずにすみます
  • 革によって表情も価格も変わります。確かめた5つのブランドで、おおよそ1万3千円から4万円台でした
  • ブランドごとの特徴は、「GANZOのご案内」もあわせてご覧くださいませ
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